センター長挨拶
理学研究院附属ゲノムダイナミクス研究センター(以下ゲノムセンター)は、理学部附属動物染色体研究施設(昭和44年設置)、実験生物センター(昭和56年設置)、遺伝子実験施設(昭和60年設置)の機能を引き継ぎ、平成20年11月に実験生物共同利用部門、動物染色体共同利用部門、遺伝子実験共同利用部門の3部門で構成される教育研究共同利用施設として発足しました。しかし、旧実験生物センター(現ゲノムセンター東棟)と旧遺伝子実験施設(現ゲノムセンター西棟)の建物や設備は老朽化し、学内共同利用施設としての機能がかねてから不安視されていました。ご存じのように、平成30年9月6日の北海道胆振東部地震により本学でも大規模停電が発生し、大きな被害をもたらしました。このような大規模自然災害に対する安定した教育研究環境を持続的に提供するための支援組織としてゲノムセンターの重要性が再認識され、2021年度に本センター両棟の改修工事が実施されました。それに伴いほとんどの建物設備は一新され、これまで以上に北海道大学全体に向けた共同利用施設としての機能を向上させることができました。 ゲノムセンターではこれを機に共同利用施設としてのサービスを見直し、それに伴って部門を実験生物飼育栽培施設部門、研究機器等共同利用部門、生物試料保管部門に再編成しました。また学内からの利用申請を審査する専門委員会の設置や利用料金の見直し、利用内規の制定、各種書式の整備等も行いました。本年6月より継続利用者の利用は再開していましたが、この度新規利用者の受付を開始する準備が整いましたので、ここにご案内する次第です。今後も、より一層利用価値の高い支援の提供に努めてまいりますので、引き続きご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。 令和4年10月13日 理学研究院附属ゲノムダイナミクス研究センター長 小川宏人 |
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